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Q&A

和解後でも過払金を請求できますか?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2021年1月21日

1 過去の和解と過払金請求について

過払金が発生した後に、債務額や返済スケジュールについて貸金業者と話しあって和解していた場合には、その和解の書類の中に、和解で決めた内容以外に債権債務はないという内容の一文が入れられることが多いです。

そのため、形式的にみると、過払金が発生した後に、貸金業者との間でそういった和解をしてしまうと、過払金返還請求権を喪うという結論になりそうです。

2 例外について

もっとも、裁判所の手続きを踏んだうえでなされた裁判上の和解であった場合は別ですが、そうではなく、裁判外で、借金の返済が苦しい時に貸金業者と債務者が話あって和解をした場合には、和解をした当時、債務者側には過払金が存在するということをまったく理解できていなかった可能性があります。

そのような場合にまで、過払金返還請求権を和解によって失うという結論をとることは、酷な結論です。

裁判例を見ても、仮に、過去に任意整理等によって借金の返済について和解をしていたことがあったとしても、その和解の際に過払金返還請求権について何らの交渉も行われておらず、過払金について双方が互いに譲り合うなどして和解したものでないのであれば、その和解によって過払金返還請求権が消滅することはないと判断したものが複数あります(最高裁平成27年9月15日判例等)。

したがって、過払金の返還請求について、過去に和解をしたことがあったとしても、あきらめるのはまだ早いという結論になります。

3 具体的な事案は弁護士に相談を

ただし、たとえば、裁判外の和解でも弁護士に依頼をして任意整理をしていた場合で、きちんとその任意整理の際に弁護士が過払金も含めて交渉をして返済額や債務額を調整して和解をしていたような場合には、過払金返還請求権は、その和解で消滅したと評価される可能性が高いです。

このように、具体的な結論はケースバイケースとなりますので、まずは、過払金返還請求について豊富な経験を持つ弁護士事務所に相談することをお勧めします。

名古屋で過払金返還請求をお考えの方は、ぜひ一度、弁護士法人心にもご相談ください。

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